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【Kindle準備中】クラフトビール プロレス化論

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在庫も無くなり、今のところ再販の予定も無いのでKindle化の準備をしております。誠に申し訳ありませんが、今しばらくお待ちくださいませ。

長くコロナ禍が続く中、「クラフトビール文化を守ろう」という言説が現れました。文化というものが何なのかよく分からない上に、クラフトビール文化と言った場合それは何を指すのだろう?とずっと考えていました。これが本書「クラフトビール プロレス化論」を書こうと思ったきっかけです。
数量ベースで全体の13%までの成長したアメリカを成功事例とした時、その特徴から何か得られるものがあるのではないかと検討してみた結果、日本のものと明確に異なると思われる部分がありました。その違いというのがクラフトビール普及に少なからず影響しているように私には思われます。
人気だとは言うけれども、日本のクラフトビールはいまいちブレイクしきらないように感じられます。このままではいけないとうすうす感じてはいるけれども、思うように進められずにいるという状況でしょう。かといって、諸条件が異なるのでアメリカの事例をそのまま持ち込むことも出来ません。そこで諸々踏まえた上で私はその構造をプロレス化して現状を打破するという折衷案を提案したいと思います。プロレスの構造はかなり参考になりますし、その手法は援用可能なのではないかと思うのです。
・・・と、まぁ、綴ってみたものの、かなり意図的に事例を拾って極論を展開しています。ですから、実際にそれが実行可能かどうかはまた別の話です。うまくいかなかったら「そのアプローチはダメだった」というデータが生まれるので、前向きに捉えて失敗の原因を探りつつまた別の方策を採れば良いと思います。まずは議論の叩き台として「日本のクラフトビールをプロレス化するってのはどうですかね?」と私は考えてみました、というわけです。

目 次
第1章 「クラフトビール文化」とは何だろう 1
1.疑問の始まり 1
2.文化に関する一般的なイメージ 2
3.先行事例との比較してみる 3
第2章 アメリカに見られる一つの特徴 4
1.カウンターカルチャーとしてのクラフトビール 4
2.Brewers Associationによる定義の意味 5
3.Stone Brewingの事例 5
4.ファンの反応とクラフトビールのあるべき姿 7
5.なぜ大手は目の敵にされるのか 9
6.カウンターカルチャーとヒロイズム 10
第3章 日本の場合 12
1.地ビール誕生の頃 12
2.地ビール時代の液種 13
3.2010年代以降のクラフトビール 13
4.「これぞクラフトビール」に対する反応について 14
5.タップマルシェおよびホームタップの品揃え 15
6.対立ではなく並列 16
第4章 ヒロイズムの終焉 17
1.アメリカでの出来事 サッポロによるStone Brewingの買収 17
2.日本での出来事 Brewdogの実情とアサヒビールとの提携 18
3.本音と建前 19
第5章 クラフトビール普及の為の試論 22
1.日本クラフトビール業界団体連絡協議会の発言 22
2.波を立てる 24
3.安易な否定ではなく、イシューを立てる 24
4.上手に揉める必要性 25
5.日本のクラフトビールに必要なのはプロレス 26
6.プロレスを盛り上げる役割とファンコミュニティについて 27

2022年11月6日 おもしろ同人誌バザール@神保町にて初版発行

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