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クラフトビールは流行していると言われるけれども、実際には統計データが無く、その実態はよく分かっていません。にもかかわらず、人気で素晴らしいという言説が広まっています。実際に美味しいものは存在するので、こうしたエモい言説ではなく、「なぜ美味しいか」を語るべきではないかと私は考え、筆を執りました。
私は酒屋で物書きなのでクラフトビール製造における技術を語る立場にありません。しかし、「技術を語ること」について語ることは出来ると思います。それは「なぜ美味しいか」、つまり技術を語ることが技術的理解及び消費の普及に寄与するはずだからです。それは脱初級編でもあり、地域との対話のきっかけでもあり、そしてクラフトビールを次のフェーズへと導くものだと考えております。
本論は角川書店から刊行された拙著「クラフトビール入門 飲みながら考えるビール業界と社会」の発展的内容と位置付けております。よろしければそちらもご拝読賜りますようお願い申し上げます。
目 次
第1章 クラフトビールに関する閉塞感とその原因 1
1.2020年代の閉塞感 1
2.「ストーリー」の限界 2
3.ビールそれ自体に立ち戻る 3
4.重要な論点 「メタ技術論」 4
第2章 メタ技術論とシーンの発展 6
1.欠如モデル 6
2.対話の双方向性とフィードバック回路 7
3.メタ技術論で変わる「初級編」 8
4.地元再考 10
補論1 超絶技巧の「普通」 Full Sail Brewing Company Amber Ale 13
補論2 スゴさが共有出来ないもどかしさについて、たとえばSORACHI1984のこと 15
2025年11月23日 文学フリマ東京にて初版発行
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